児童書

絵本と同じく、翻訳物が多いです。絶版になってる本もあるので、図書館で探して読むのがいいのでは・・。


図書館の本

ふくろうたちの家 (A place for owls)

作者 : キャサリン・マッキーバー
出版社 : 佑学社
価格 : \ 1,236


カナダで、傷ついたり、みなし子になったフクロウの世話をした著者がその経験をつづった本。みなし子のフクロウのヒナがエサを求めて鳴く声に、飼われている他の種類のフクロウが親代わりをつとめる様子など、なかなか興味深いです。
小学校中学年から・・となってますが、大人が読んでも十分楽しめる一冊です。
残念ながら絶版ですが、図書館で探して是非。

5


フクロウ物語 amazon】【bk1

作 : モーリー・バケット
画 : 岩本久則
出版社 : 福音館書店
価格 : \ 700
ISBN : 4-8340-1843-1

※ハードカバー版(価格 : \ 1400)


イギリスで「野生動物リハビリセンター」を開く両親の元で、フクロウのボズと生活する少年のお話。時に野生の見え隠れするフクロウの姿に、人が野生の鳥を保護することの功罪をちょっと考えてみたり。ちょっとだけだけど(笑)。

4.5


飛びたて シマフクロウ

飛びたて シマフクロウamazon】【bk1

文 : 高田 勝
資料画 : 藪内正幸
出版社 : あかね書房
価格 : \ 1,068
ISBN : 4-251-03904-1


シマフクロウの保護に尽力されている山本純男さんが、シマフクロウに魅せられ、北海道に通い、やがて定住してシマフクロウの観察・保護を続けていく姿を書いた本。
 作者が山本さんじゃないので、てっきり違う人のシマフクロウ話だと思って、タイトルだけで本を買ったんだけど、やっぱりシマフクロウといえば山本さんなのだな。
 児童書ということもあって、とても分かりやすい。
 あと、シマフクロウのエサの取り方のイラストが面白かった(モモンガを木の上で待ちかまえて獲るなんてすごいすごい)。

4.5


赤ちゃんフクロウ拾っちゃった

赤ちゃんフクロウ拾っちゃった 【amazon】【bk1

文 : 黒川晶子
絵 : 黒川晶子
出版社 : 講談社
価格 : \ 1,200
ISBN : 4-06-210818-6


フクロウのことを全く知らない普通の人が、たまたまフクロウのヒナを保護し、森に戻すまでが、数多くのイラストとともに描かれています。イラストはプロのように上手いわけではないですが、細かな観察の上、フクロウの特徴をつかんでいて、なによりフクロウに対する愛情にあふれているのが、いい感じです。

4.5


フクロウはだれの名を呼ぶ

フクロウはだれの名を呼ぶ 【amazon】【bk1

文 : ジーン・クレイグヘッド・ジョージ
絵 : 村上康成
出版社 : あすなろ書房
価格 : \ 1,300
初版 : 2001/12/15
ISBN : 4-7515-1816-X


 フクロウ保護のために仕事(林業)を奪われたと思ってフクロウを憎んでいる人間とその家族が、たまたまフクロウを拾って育てるうちに、徐々に考え方が変わり・・というお話。
 一般読者を対象に、spotted owlをマダラフクロウ、barred owlをタテジマフクロウと訳してあるので、逆にフクロウ好きは、何フクロウだか分からないということになるかも(笑)。
環境保護をからめた、いかにもアメリカ〜な切り口のお話なのがわたし的にはちょっと・・。

4


HOOT ホー

HOOT 【amazon】【bk1

文 : カール・ハイアセン
訳 : 千葉茂樹
出版社 : 理論社
価格 : \ 1,380
初版 : 2003/04
ISBN : 4-652-07727-0


 アナホリフクロウが住んでいる場所にパンケーキハウスのチェーン店が建つことになり・・。フクロウはあくまで保護対象としての一登場人物(?)でメインは個性的な子どもたちの活躍のお話。
 どーでもいいけど、シーンのひとつひとつがハリウッド映画臭いのが苦手(^_^;) ハリウッド臭い=分かりやすくて面白い、ではあるんだけど。
表紙はシンプルかつポップでかわいいので好き。

4


ぼくのペットはフクロウ

ぼくのペットはフクロウ (Owls in the Family)

作 : ファーリー・モワット
訳 : 斎藤数衛
絵 : 太田大八
出版社 : 学習研究社
初版 :1973/2/10
価格 : ?


カナダ・サスカツーンの自然の中で、少年が、フクロウを拾い、一緒に暮らし、手放すまでのお話。こちらはいかにもな児童書ですが、フクロウの他、犬やジリスやシロネズミ、鳩など色々なペットと自然にのびのびと暮らしている様子が描かれていて、気持ちよく読めました。

4


ぼくとくらしたフクロウたち

図書館の本

ぼくとくらしたフクロウたち (Owls in the Family)

作 : ファーレイ・モワット
訳 : 稲垣明子
出版社 : 評論社
価格 : \ 1,262


上と同じ本。

4


ポピー ミミズクの森をぬけて
ポピー ミミズクの森をぬけて 【amazon】【bk1

作 : アヴィ
絵 : B・フロッカ
出版社 : あかね書房
価格 : \ 1,300
初版 ; 1998/5
ISBN : 4-251-06173-X


アメリカワシミミズクのオカックス様が支配する森での、ネズミの冒険物語。
挿し絵がとてもいいです(^_^)。
巻末に作者の「アメリカワシミミズクを動物学者が育てる本を読んで、それがおもしろかったからミミズクの話を書くことにした(ら、主人公がネズミになってまった)」という談がのっているのですが、やはりこれは「ブボのいた夏」のことでしょうか。

3


フクロウ

科学のアルバム64 フクロウ 【amazon】【bk1

作 : 福田俊司
出版社 : あかね書房
価格 : \1、330
初版 : 1979年
ISBN : 4-251-03364-7


福田俊司氏が栃木で撮ったフクロウの写真をもとにフクロウの生態の説明がしてあります。子供向けの本ですが、フクロウについて一通りのことを知るのに丁度いい本です。ネズミを飲み込むヒナの写真がかわいい(^_^)。

4


フクロウのなかまたち

みる野鳥記12 フクロウのなかまたち 【amazon】【bk1

編 : 日本野鳥の会
絵 : 水谷高英
出版社 : あすなろ書房
価格 : \1,650
初版 : 1992/9/30
ISBN : 4-7515-1652-3


写真はなくイラストと様々なフクロウの仲間の説明をしてある本です。わたし的にはイラストより写真の方が好きですが、カラーイラストは精緻です。

3


森のともだち サルとミミズク

図書館の本

森のともだち サルとミミズク

作 : ジョイ・アダムソン
訳 : 藤原英司
出版社 : 佑学社
初版 : 1982/4/10


友達なのは、サルとミミズクではなく、ケニアに暮らす著者の友達が、サルとミミズクということで、第一部がコロブス・モンキーとの交流の話。第二部がミルキーワシミミズク(本ではアフリカワシミミズクと書かれてますが、イラストなんかを見るとミルキーちゃんみたいです)との交流の様子が書かれてます。
 大きくなったヒナが次の次の年に生まれたヒナの世話を両親と一緒にする様子など興味深く読みました。

4


なきむしのフクロウウルペ

なきむしのフクロウウルペ

作 : たかはしけん
絵 : かみやしん
出版社 : 小峰書店
初版 : 1984/11/20


カシワの木で育つ3羽のフクロウのひな。一番最後に生まれて一番小さくて弱虫なウルペが徐々に成長していき、巣立つまでを、基本的に生態に忠実に描いている。挿し絵もかなり多い。

4


図書館の本

ふくろう

作 : 宮崎学
出版社 : 福音館書店
価格 : ?


フクロウの写真集・絵本風味といった感じ。ただし文章は文学的というよりは散文的。